大谷翔平、DHでメジャーデビュー、開幕3戦目に先発 米紙報道

 米全国紙、USAトゥデー(電子版)は21日(日本時間22日)、エンゼルスの球団幹部2人の話として大谷翔平投手(23)が29日のアスレチックスとのシーズン開幕戦に指名打者でメジャーデビューを果たし、31日の同カード3戦目に先発する暫定案があると伝えた。

 同紙はこの日、「ショウヘイ・オオタニは不安定な春季キャンプにもくじけていない。マイク・トラウトは『僕たちを大喜びさせるだろう』と言っている」との見出しで大谷の特集記事を掲載。大谷がチームに溶け込む様子や、オープン戦で苦しむ大谷への首脳陣やチームメートの期待の大きさを伝えた。また、MVP2回受賞のトラウトの「とんでもない1年になるは間違いない」、「両立させるのは難しいのは分かっている。でも、彼は僕たちを大喜びさせるだろう」といったコメントを紹介した。

 一方、同紙の大谷起用案について大リーグ公式サイトは、ビリー・エプラーGMが「それは間違っている。現時点では明確なプランは固まっていない」と一連の報道を否定したと報道。ベーブ・ルース以来、メジャー100年ぶりの本格的二刀流選手を巡って情報が錯そうしている。

 大谷はここまでオープン戦10試合に指名打者で出場し、打率・107(28打数3安打)。投手としては練習試合2試合を含む実戦4試合に先発し、8回1/3を投げて17失点、防御率16・20。投打で結果を出せていない状況に複数の米メディアが「マイナーからスタート」を提言するなど、大谷の動向が注目されている。

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