敵軍ベテラン捕手、大谷の選球眼に舌を巻く「自信に満ちあふれていた」

 「オープン戦、パドレス10-4エンゼルス」(26日、ピオリア)

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は「2番・指名打者」で出場し、1打数1安打1打点、2四球。打者として初めて臨んだオープン戦で五回に中前適時打を放つなど全3打席で出塁し、「すごく内容が濃かった」と充実感いっぱいの表情を見せた。

 パドレスのベテラン捕手のエリスが大谷の打撃に舌を巻いた。メジャー在籍10年。ドジャース時代は黒田と前田、マーリンズではイチロー、田沢とチームメートだった男は、マスク越しに見た大谷を「本当に自信に満ちあふれているようだった。ストライクゾーンをよく分かっていたし、球の見極めがしっかりしていた」と評した。

 最初の2打席はいずれも四球。全11球のうちスイングしたのはたった2回。いずれも空振りだったが、「我慢強く、甘い球が来るのを待っていた」。五回の打席で初球を中前へ運んだ場面を「打つべき球を打っていた。強烈な打球だった」と振り返った。

 23歳の大谷がメジャーではベーブ・ルース以来、100年ぶりとなる本格的二刀流を目指していることも知っている。「野球にとって素晴らしいものになる。これは野球史において壮大なストーリーの一つだ」とエールを送った。

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