イチロー ロッキーズと交渉 控え外野手手薄 本拠地はメジャー通算3000安打の地

 米大リーグ、マーリンズからFAになり、その去就が注目されているイチロー外野手(44)がロッキーズと交渉中であることが11日、分かった。大リーグ関係者が明かした。

 ロッキーズの今季の外野陣3人は、昨季の首位打者の中堅・ブラックモン、左翼・デズモンド、右翼はFAになったベテランのC・ゴンザレスに代わるパーラでほぼ確定している。しかし、控え外野手候補に挙げられているタピア、ダール、内外野を守るバライカらはいずれもメジャー在籍期間は1年前後。けがに強く、経験豊かなイチローのような存在は不可欠な状況だ。

 ロッキーズの本拠地、クアーズフィールドはイチローが16年8月に史上30人目のメジャー通算3000安打を記録した思い出深い場所。マーリンズ移籍1年目の15年途中まで監督を務め、よき理解者だったレドモンド・ベンチコーチが首脳陣の一員なのも心強い。

 日本球界復帰の可能性が話題となっているイチローだが、1月には大リーグのジャイアンツと交渉していることが明らかになっている。今オフはキャンプインを目前にして約100人ものFA選手が未契約のままという非常事態の中、メジャー18年目のシーズンに向けて粘り強く交渉を続けていく。

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