マーリンズ、来季総年俸大幅削減か 地元紙がスタントンら高年俸選手トレードの可能性伝える

 米大リーグ、マーリンズを買収した元ヤンキースのデレク・ジーター氏ら新オーナー陣が来季のチーム総年俸を大幅に削減するため、今オフに選手のトレードに動く可能性がある、と13日(日本時間14日)、地元紙「マイアミ・ヘラルド」(電子版)が報じた。

 同紙がMLB関係者の話として伝えたもので、球団買収の際に各球団のオーナーの承認を得るために提出した球団運営計画書の中で過去最高となった今季の総年俸1億1500万ドル(約128億円)を来季は9000万ドル(約100億円)に減らすと記されていたという。

 同紙によると、今季のメンバーが来季も残留した場合の総年俸は主砲スタントン外野手の2500万ドル(約28億円)を筆頭にプラド三塁手の1350万ドル(約15億円)、ボルケス投手の1300万ドル(約14億5千万円)ら合わせて1億4000万ドル(約157億円)となる見込み。新オーナー陣が設定した予算内に収めるためには5000万ドル(約56億円)を削る必要があり、「今季メジャー最多の59本塁打を放ったスタントンをトレードに出すことで、新オーナー陣は残り10年2億9500万ドル(約330億円)の契約も削減することができる」。

 方針の変更もあるとしながら、スタントンのほか、調停になった場合の来季予想年俸1090万ドル(約12億1千万円)のオズナ外野手、来季年俸が1080万ドル(約12億円)のゴードン二塁手、同700万ドル(約7億8千万円)のイエリチ外野手ら主力選手放出の可能性を伝えた。

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