イチロー、1イニング2安打でチーム大勝 メジャー17年連続の敬遠四球を記録

 メッツに勝利し、チームメートとタッチを交わすマーリンズのイチロー(右から2人目)=マイアミ(共同)
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 「マーリンズ13-1メッツ」(18日、マイアミ) マーリンズのイチロー外野手(43)が「7番・中堅」で出場し、五回に1イニング2安打を記録するなど、4打数2安打1四球、1打点、1得点だった。4戦ぶり今季6度目のマルチ安打で打率は・265(181打数48安打)。メジャー通算3078安打。三回の打席ではメジャー17年連続、通算181個目の敬遠四球も記録した。

 前日のブルワーズ戦に続き、先発出場したイチローが快音を連発したのは五回だ。先頭打席に立ち、先発右腕のハービーから左前打を放つと、打者一巡の猛攻で11-1となった2死三塁の場面で2度目の打席に。中継ぎ右腕のロブレスに対し、フルカウントからの8球目、外角高めの148キロを右前へはじき返し、三塁走者をホームへ迎え入れた。

 本拠地に小さなブーイングが起こったのは2点リードの三回2死二塁の場面だ。元オリックス監督でもあるメッツのコリンズ監督がイチローを歩かせるように指示した。打席に立つとすぐにバットとプロテクターをボールボーイに手渡し、一塁へ向かったイチロー。地元ファンから不満の声が上がった。

 イチローの敬遠四球は昨年5月5日のダイヤモンドバックス戦以来でメジャー17年連続。大リーグ公式サイトによると、通算181個はボッグスを上回り、歴代単独25位となる。

 イチローは14日のフィリーズ戦に中堅で出場し、中堅先発のメジャー最年長記録を更新したばかりだが、この日の試合で43歳331日となり、自身の記録を再び、塗り替えた。

 試合は、マーリンズが2-1の四回に主砲スタントンが55号3ランでリードを広げると、五回は先頭イチローの安打を足掛かりに7安打で7点を一気に突き放した。ハリケーン「イルマ」の影響で6日以来、12日ぶりとなった本拠地開催試合で大勝した。

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