ダルビッシュ、メジャー最速1000奪三振達成!

 「ドジャース-ロッキーズ」(8日、ロサンゼルス)

 ドジャースのダルビッシュ有投手(31)がロッキーズ戦に先発し、メジャー史上最速となる128試合目での通算1000奪三振を記録した。ケリー・ウッドの134試合を上回る偉業となった。

 大きな節目まであと6としていたダルビッシュは初回2死から先制ソロを許した後、4番アレナドを151キロ速球で空振り三振に仕留めてこの日、1つ目のKをマークした。

 その裏の攻撃で味方打線が4点を奪って逆転に成功すると、さらに加速。二回を2三振を含む三者凡退で片付けると、三回にはレンジャーズ時代の女房役だったルクロイを外角いっぱいの153キロ速球で、さらに先発投手のマーケスを153キロ速球で連続見逃し三振に仕留め、メジャー通算999奪三振とした。

 メジャーの歴史を塗り替えたのは四回だ。初回の対戦でソロ本塁打を浴びているゴンザレスをカウント1-2と追い込んだ後、137キロスライダーで空振り三振。通算1000個目の三振をマークした瞬間、場内の大型スクリーンが偉業を伝えると、地元ファンは歓声と拍手でマウンド上の「21」を祝福した。

 ダルビッシュはイニング数でもウッドの835回0/3を上回り、812回での大台到達となった。

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