田沢、1カ月ぶり復帰登板で被弾 1回2失点で防御率は7・31

 「マーリンズ11-1カブス」(22日、マイアミ)

 肋軟骨炎症で5月16日に故障者リスト(DL)入りしていたマーリンズの田沢純一投手(31)が戦列に復帰。1-6の六回から3番手で登板し、2ラン本塁打を浴びるなど、1回1安打2失点、1四球だった。防御率は7・31。勝敗はつかなかった。

 5月15日以来のメジャーのマウンドとなった田沢は先頭のザグニスをカウント2-2から150キロ直球で遊ゴロ、リゾーをフルカウントから148キロ直球で中飛に仕留めた。

 しかし、2死からブライアントにはフルカウントから142キロスプリットを見送られて四球。続くコントレラスにはカウント2-2と追い込みながら内角への138キロスプリットが落ち切らず、左翼フェンスを越える2点弾を浴びた。最後はラッセルを右飛に打ち取ったが、悔しい復帰登板となった。

 試合前には「体自体はもうだいぶいい。あとはしっかりしたフォームで、しっかりボールに力が伝わればいいかなと思います」と話していた田沢。この日の直球は最速153キロを計時し、相手のバットを押し込む場面もあったが、スプリットの精度に課題を残した。

 チームは2点を追う二回に4番オズナの20号ソロで1点を返したが、投手陣が炎上して大敗。前日のナショナルズ戦は八回途中までノーヒットノーランを継続していたエースのシャーザーを攻略して逆転勝ちしたが、勢いを持続することはできなかった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス