マーリンズ・田沢、胸部「異常なし」も復帰時期ずれ込む

 肋軟骨炎症のため10日間の故障者リスト(DL)に入っているマーリンズの田沢純一投手(30)の復帰時期が遅れることが24日(日本時間25日)、分かった。

 同投手は16日にDL入りした後もチームの遠征に帯同し、リリーフ陣の早出練習に参加。26日の最短復帰を目指し、ストレッチやキャッチボールなどのメニューをこなしてきた。20日の練習後に胸部の検査を受けるため、遠征地のロサンゼルスから本拠地のマイアミへ移動した。

 ヒル編成本部長によると、田沢は23日に医師の診察を受け、検査結果は「異常なし」。すでに投球プログラムを開始しており、今後は遠投やブルペン入りなど体の状態を見ながら進めていくという。ただ「まだ決定ではないがマイナーで2、3試合投げさせることになるだろう」とも話しており、最短復帰は難しくなった。

 田沢は昨オフにレッドソックスからフリーエージェントでマーリンズへ移籍。セットアッパーとして期待されているが、今季はここまで16試合で1勝1敗、防御率6・60と精彩を欠いている。

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