トランプ大統領、メジャー開幕戦始球式の要請を辞退 日程調整つかず
スポーツ専門局、ESPN(電子版)は28日(日本時間29日)、トランプ米大統領がワシントンDCを本拠地とする大リーグ、ナショナルズからの開幕戦始球式の要請を断った、と伝えた。日程の調整がつかなかったためとしている。
ナショナルズの4月3日、イチローが所属するマーリンズを相手に開幕を迎える。
ナショナルズの開幕投手に決まっているストラスバーグは、12年に優勝争いをしていたにもかかわらず、球団が投球イニングを制限してシーズン終盤に登板させなかったためにトランプ氏が球団批判のツイートを連発した経緯がある。米メディアは大統領となったトランプ氏が始球式で登板した場合の観客の反応に注目していた。
大リーグでは1910年にタフト大統領がセネターズの開幕戦で始球式を務めて以来、ワシントンDCを本拠地とする球団の伝統となっている。近年ではブッシュ、オバマ両大統領がピッチングを披露している。