イチロー4日連続で別メニュー調整

鍛え上げられた肉体。別メニューで状態を確認するイチロー(撮影・小林信行)
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 「マーリンズ春季キャンプ」(25日、ジュピター)

 21日の守備練習中に同僚と交錯し、右脚と腰を負傷したマーリンズのイチロー外野手(43)は今季初のオープン戦となったカージナルスとの試合を欠場。試合前に行われた全体練習にも参加せず、4日連続で別メニュー調整した。

 室内では打撃練習を行い、マシンを相手に74スイング。3日ぶりにバットを振った前日は「打つ時は(右脚や腰を)全然気にしなくて大丈夫」と話しており、この日も休憩を挟むことなく、74球連続でスイングした。

 イチローが心配しているのは、打撲した右脚よりも衝撃を受けた腰の方。特に走る時と投げる時の動きに細心の注意を払っており、この日も全力疾走はなし。フォームを確認しながら約30メートルの距離を往復した。また、初動負荷マシンが設置されたコンテナ型ジムでも体を動かした。

 今キャンプ10枚目となったおもしろTシャツは、白地に黒字で「定時で帰る」と書かれた1枚。ちなみにこの日のイチローは午前8時前に“出勤”し、球場を出たのは前日より約30分遅い、午後3時20分すぎだった。

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