マーリンズのイチロー外野手（４３）は２０日（日本時間２１日）、フロリダ州ジュピターにある球団のキャンプ施設で約２時間半の練習で調整した。

　見る者を笑顔にさせたのは守備練習のときだ。デーゲームを想定した逆光の中でのフライの捕球。イチローはバンディ外野手守備コーチが打ち上げた打球に対し、得意の背面キャッチを２度成功させ、フィールドを盛り上げた。

　自軍の投手と対戦するフリー打撃は前日と同じ４打席に立った。先発左腕のコンリー、中継ぎ右腕のバラクロウらを相手に全１８球のうち５球をスイング。結果は遊撃手後方に落ちるヒット性の当たりが１本と一ゴロ、二ゴロ、ファウル２つだった。

　室内ケージではマシンを相手に４７スイング、屋外ではコーチが投げるフリー打撃で２６スイングした。