マーリンズ買収見送り 買収関与クシュナー一族が声明
イチロー外野手(43)、田沢純一投手(30)が所属するマーリンズの買収に関与しているとされていたトランプ大統領の娘婿でクシュナー大統領上級顧問の一族は16日(日本時間17日)、球団オーナーのロリア氏が米国の駐フランス大使の候補であると一部で報じられたことを受け「事実なら事態を複雑化する懸念があり、買収は見送る」と声明を発表した。
マ軍買収については、複数の米メディアが9日にロリア氏とニューヨークの実業家が約16億ドル(約1800億円)で基本合意したと報じていた。クシュナー一族は今回の声明で初めて関与の事実を認めた。
16日付のメジャー公式サイトによると、大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは「機構は過程にはほとんど関与していない。球団の譲渡を承認するだけ」と語った。