兵庫の「ラーメンすぎるうどん」が話題!「脳がバグる」「こんなん初めてや」と平日でも朝から満席
チャーシューとナルトがのった見た目はラーメンだけど、食べるとうどん...?という未だかつてない(!)新感覚メニューを提供する新店「春ちゃんうどん」が尼崎に誕生した。
SNS上でも食べに行った人が「脳がバグるけどめっちゃ旨い」「こんなん初めてや」などのコメントをしており、取材日は平日朝だったのにも関わらず、店内はほぼ満席に。少し遅めの朝食(または早めの昼食)としても地元民から重宝されているようだ。実際ラーメンなのか、うどんなのか?真相を確かめるため取材した。
■ 唯一無二...うどん麺×ラーメンスープ=進化形?同店は、自家製麺が人気な「うどん工房悠々」の姉妹店だ。店主・中山優子さんの従兄弟で豊中にあるラーメン店「島田製麺食堂」の代表・島田隆史さんとのコラボ店になる。
そもそも東京で『~ちゃん』『~ちん』という名前のラーメン店が多くあり、豚清湯・切り立てチャーシュー・多加水麺が特徴で「ちゃん系ラーメン」と呼ばれているのだが、その系統の店を始めようとしていたという。ところが父・春世さんが「同じビルに同じ料理(ラーメン)の店を出すのはアカン。昔からの信頼関係が壊れてしまう」と猛反対。とはいえ本店の目の前にうどん店を出すのも無理となって悩んだ末に生まれたのが「うどん(麺)とラーメン(スープ)を合わせた新しい味の麺」として開発された。
そんな同店の看板メニューは「切り立てチャーシューうどん」(950円)。「島田製麺所」で仕込んだ豚清湯スープにホタテのエキスや煮干し粉入り。生姜オイルや煮干しオイルも浮かべ、たラーメン仕立てで、中央にはナルトまでのせてある。豚バラチャーシューは途中まで「島田製麺所」で仕込んだブロック肉をこちらでタレに漬け込み、注文が入る度にスライスしてうどんの上にずらりと。麺はもっちりつるりとした「悠々」の多加水うどんを使用しており、少し細くすることでスープ絡みもよく、茹で時間も短縮。素早い提供を実現した。
豚清湯スープはあっさりながらも深みがあり、生姜の風味や煮干しのダシ感がしっかり。チャーシューは切り立てだとカスカスせずにしっとりして熱いスープに旨みが馴染む。脂はしつこくなく肉のとろけ感と、タレの味付けが絶妙だ。白ごはん小が無料で付いているので、その上にバウンドさせてスープとチャーシューと米のアンサンブルを味わうのもオススメ。
そして51%の高加水のうどんは細麺ながらもモチっとしたコシあり、つるりと喉越しも良い。ラーメンスープにうどん...食べるうちに不思議な感じがしてくる。「今、僕が食べているのはラーメンなのかうどんなのか」と。こんな感覚は今までに無かった。そしてその旨さに箸とレンゲが止まらなくなる。
オプションで生卵を追加して、すき焼き風に麺に絡めて食べることも推奨。これまた辛ニボやコショウの風味で食べるとラーメン寄りになるし、天かすを入れるとうどん寄りになる。そんな両方の麺類の間を行ったり来たりして無我夢中になって気づけば完食。うどんと言われても、ラーメンと言われても良い意味で裏切られるのだ。
「春ちゃんうどん」(尼崎市南塚口町2-1-2 塚口さんさんタウン1F)は1月31日にオープン。営業は10時30分~14時、18時~22時(土・日・祝の昼は10時30分~15時00)。水曜休。阪急塚口駅徒歩4分ほど。
取材・文/曽束政昭 写真/Lmaga.jp編集部
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