「これはショック」大阪で約60年、清風堂書店が2月末閉店へ「街中からまた本屋が…」
大阪・梅田の「東梅田駅」改札を出てすぐの場所にある「清風堂書店」(大阪市北区)が、2月28日で閉店。約60年の歴史に幕を閉じる。
創業1967年、学習参考書や一般書籍、自費出版などの出版業もおこなう同書店。入居する「梅田セントラルビル」の建て替えに伴う立ち退きのため、閉店に至ったという。閉店発表後、店に訪れる客からも「ほんまに閉まるん?」「残念やな・・・」との声が相次いでいるそうだ。
SNSでも「個性的な書店が消えるのはとても淋しいです」「今まで本当にありがとうございました」「梅田で一番好きな本屋さんで大変ショックです。素晴らしいセレクトでした」「今や数が少なくなってきた昔ながらの本屋さんなのに、残念」「これはショック」「東梅田の良心でした」「実は漫画もおもしろい品揃えでした。復活の日を待っています」「街中からまた本屋が・・・」など、多くの反応が。
隣のビルに入店する人気喫茶店「サンシャイン」も、公式Xで「ご近所の清風堂書店さんが2/28をもって閉店されます。清風堂書店さんで本を買って、当店で珈琲を飲みながら読む・・・というお客様も多かったです。当店の商品も企画コーナーで色々と販売して下さいました。寂しいです」と綴った。
2023年には、「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」をキャッチコピーに人気を博した大阪の名物書店「スタンダードブックストア」や難波の地下街「なんばウォーク」の「ブックファースト」、翌24年には同地下街の「LIBRO BOOKS」にコリアタウン・鶴橋の駅前で長年親しまれてきた「高坂書店 鶴橋駅前店」、そして今回の「清風堂書店」・・・。ここ数年で、立て続けに書店の閉店が続いている。
(Lmaga.jp)