ドキュメンタリー、対談、トーク座談会など、あらゆる手法でスポーツがもつ無限大の魅力に迫るスポーツ番組『８ＳＰＯＲＴＳ』（カンテレ）。９月２６日放送回では、今シーズン限りでの引退を発表した阪神タイガーズ・糸井嘉男選手にスポットを当てる。

引退会見では、「もう、やりきりました。４１歳まで野球ができて幸せです」と笑顔で語った糸井選手。２１日におこなわれた引退試合（阪神甲子園球場）では５回に代打で登場、見事ヒットを放ち、有終の美を飾った。

試合後のセレモニーでは、日本ハム時代の監督だった梨田昌孝さん、チームメイトだったダルビッシュ有投手（現・パドレス）らからのメッセージ動画が届き、「あんなに盛大に僕の門出を祝っていただいて、一生の思い出です」と感謝を述べた。

２０１４年に首位打者、２０１６年には盗塁王に輝き、ベストナイン５回、ゴールデングラブ賞７回を受賞するなど、走攻守三拍子揃った超人プレーでファンを魅了した１９年間。その現役生活を振りかえり、「常に満足することはなかったです。『また明日、また明日』と言い聞かせてやってきました」と糸井選手。

また一番苦しかったのは、外野手にコンバートされた入団３年目。「野手に転向という選択をしたあの出来事。投手で入団して、２年でクビって言われたこと。プロの厳しさを知りました。そこから死に物狂いでバットを振り続けてきました」と語った。

番組では、「まだプロ野球選手として現役を続けられるのでは？」という関係者の声も多いなか、４１歳の超人が引退を決断した理由について改めて迫る。この『８ＳＰＯＲＴＳ 阪神 糸井嘉男（４１）超人の引き際ー引退を決断した本当の理由ー』は、９月２６日・深夜０時２５分から放送される（関西ローカル）。

(Lmaga.jp)