MV再生回数1000万回超え、日本デビューも…韓国発ガールズグループ・ロケットパンチって?

K-POPガールズグループ・Rocket Punch(ロケットパンチ)が、日本での1stシングル『Fiore(フィオーレ)』を6月29日にリリースした。2019年に韓国でデビューした翌々年には日本デビューも果たした同グループが、2年半ぶりに来日。今回の楽曲やMV、今後の目標などについて話を訊いた。

取材・文/宮口佑香 写真/横江実咲

「メンバー6人全員が、オールラウンダーとして自信」(ヨンヒ)Rocket Punchはリーダーのヨンヒ、ジュリ、スユン、ユンギョン、ソヒ、ダヒョンの17歳~24歳からなる6人組。2019年までAKB48のメンバーとして活動した日本出身のジュリ(高橋朱里)のほか5人は韓国出身のグローバルガールズグループだ。

「グループ名には『退屈な日常に飛ばす一発の新鮮なパンチ』という意味が込められていて。私達の一番の特徴はエネルギー。1人ずつ色は違うんですけど、6人が集まることで大きなエネルギーをステージからお届けできると思っています」とジュリは胸を張る。

2019年8月に、アルバム『PINK PUNCH』を引っ提げて韓国でデビューを果たすと、「2019年下半期期待の新人」として注目を集め、世界最大級のK-POP音楽授与式「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(通称:MAMA)」にもノミネートされた。

華々しいデビューの後、グループでの成長を印象付けたのは、韓国での4thアルバムのタイトル曲『CHIQUITA(チキータ)』。同曲は、80年代のディスコとユーロダンスを組み合わせたダンスチューンで、YouTube総再生回数は現在1000万回超え。またTiKToKでは「#chiquita_challenge」のハッシュタグと共に、世界中のファンがダンス動画をアップし、話題を呼んだ。

「『CHIQUITA』は、私たちだけのスタイルをより強く表現できた曲で、メンバー全員でたくさん努力をしました。ダンスや歌はもちろん、グループとしてレベルアップできたと思います」とリーダーのヨンヒは当時を振りかえる。

また、K-POPアイドルグループといえば、「メインボーカル」や「メインラッパー」など、ポジションがメンバーごとに割り当てられていることが多いが、同グループではそれがない。ヨンヒは「私たちは、全員メインボーカルができて、ラップパートもできます。その自信があるからこそ、オールラウンダーなガールズグループとして一層成長したい」と意気込む。

日本1stシングルは「ナチュラルな私たちを表現できた」(ジュリ)今回リリースされた日本での1stシングル『Fiore』は、『CHIQUITA』のガールクラッシュな印象とはがらっと異なる、恋して紅く色づいていく女の子の気持ちを歌った華やかな楽曲だ。

「タイトル曲『Fiore』は、ナチュラルでいつも通りの私たちを表現できた1曲。韓国で発表してきたタイトル曲のかっこよくて強いイメージとは一味違った、新しい魅力をお楽しみいただけるとうれしいです!」とジュリ。また、同楽曲のなかでも特に好きな歌詞があるというダヒョンは、「ユンギョンの歌うパートで『一緒にいるだけで全部が眩しい』という歌詞があって。この部分は、私たちとKETCHY(読み:ケッチー、ファンネームのこと)のことを表現しているように感じてとても好きです」と笑顔で話す。

色とりどりの花々に囲まれ、メンバー全員でひとつの花が咲く様子を表現した振り付けから始まる『Fiore』のMV。かわいらしいコンセプトながら、彼女たちの持ち味であるパワフルなダンスも魅力だ。ユンギョンは「サビの手でお花を咲かせる振り付けがポイントダンスです」と話し、ソヒは「曲中にダンスブレイクの部分があるんですけど、私たちのダンスの実力が出せていると思います!」と自信を見せる。

今回の来日で印象的なシーンについては、「初めて会えたKETCHYが涙を流しながら『会えてうれしい』と言ってくれて・・・とても感動しました」と振りかえるスユン。同グループは日本でのプロモーションの後、再び韓国に戻り活動を続ける。今後の展望についてヨンヒは、「さらに自分たちだけのスタイルを育てて、いつか私たちを見て目標にしてくれたり、夢に向かって頑張ったりする。そんなきっかけになれるようなグループになりたいです」と語った。

(Lmaga.jp)

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