市川実日子、朝ドラ『カムカム』で演じるベリーを分析「圧は強いんだけど繊細」

連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK朝ドラ)で、ジャズ喫茶に通う女子大生・ベリー役を演じる市川実日子が、朝ドラ出演への思いや自身の役柄について語った。

「高校生のとき『朝ドラ』が好きで放送を観てから学校へ行っていたんです。だから毎日遅刻していました(笑)」と、朝ドラ好きを明かした市川。「深津さん、オダギリさん、おふたりが出演される『朝ドラ』は、どんなものになるんだろうとワクワクしました。深津さんはお会いするのも初めてで、オダギリさんとは以前、大河ドラマに出演したときに同じシーンはないけれどご挨拶だけしたことがありました。今回ご一緒できるのが楽しみでした。大阪のNHKに行くのも初めてで、初めてづくしです」と振りかえる。

市川が演じるのは、ジャズトランペッター・錠一郎(オダギリジョー)に惚れている女子大生・ベリー。錠一郎とるいの関係に気もそぞろで、るいに対して敵対心むき出しで迫ってくる、という役柄だ。12日放送の第50回では錠一郎を一途に想ってきたベリーに、「切ない」「幸せになってほしい」など反響が多く寄せられた。

市川はベリーについて、「ベリーは勢いがある印象です。るいさんも、ジョーさんも、静かな印象で。静かな方々のなか、ポンと動いているような人。発言に裏表もないし、自分の思ったことと行動が一直線につながっています。台本を読んでいるとバシバシとものを言う印象を受けましたが、京都ことば特有のものなのか、実際には直接言っている感じがしないというか・・・。ちょっとかわしている感じもしています。相手に言ってるようで、実は言ってないというか。圧は強いんだけど、繊細でもあるんです」とコメント。

またベリーの錠一郎への想いについては、「最初は、ベリーがジョーにどういう想いでいるのかちょっと考えました。ファンなのかな? それとも、恋心なのかな? と。紙一重ですよね、そういう想いって。でも、今は熱烈なファンなんだろうなと思っています。ファンであることを、自分では恋だと思っているのかな」と分析する。

「ジョーはジャッジしないというか、線を引いてない感じがする人ですよね。いい悪いで判断していないような。自分のトランぺットのことに関しては情熱を持って真剣にやっているけれど、そのほかのことに対しては穏やかで。何にもなびかないような、打っても全然響かないような、べリーはそういうところにも興味をもっている気がします」と語った。

『カムカムエヴリバディ』の放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。第52回(1月14日放送)では、るいが錠一郎から思いを告げられる。

(Lmaga.jp)

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