大阪吉本「M-1」から2組決勝へ、「ロングコートダディ」&「もも」って?
「漫才日本一」の称号と賞金1000万円をかけた『M-1グランプリ2021』(主催:M-1グランプリ事務局)。そのファイナリストが12月2日に発表され、大阪吉本からは2組のコンビが決勝進出を決めた。
同日におこなわれた準決勝の進出者25組のうち、大阪吉本からはカベポスター、からし蓮根、金属バット、さや香、滝音、ヘンダーソン、マユリカ 、見取り図、もも、ロングコートダディの計10組が参戦。そのなかから、ももとロングコートダディがファイナリスト9組に選ばれた。
『キングオブコント』の決勝進出経験もあり、西のコント師としても名高いロングコートダディ。『M-1』では2015年より右肩上がりに結果を残し、直近2年連続の準決勝進出を経て今回悲願のファイナリスト入りを決めた。センスの塊と言われる堂前透とどこか天然で愛されキャラの兎、2人の生み出す独特な世界観が強みで、ネタのなかに垣間見えるシュールさやワードセンス、そこに全く色の違う互いのキャラクターが映え、多くのファンの心を掴んでいる。
また、今回のファイナリストのなかでもダークホース的存在と言えるのが、2017年結成のもも。金髪ヤンキー・まもる。と、黒髪メガネ・せめる。の2人からなるコンビで、ビジュアルの違いを生かし相互にイジり合うネタが強み。ファイナリスト記者会見では「いやーうれしいですね。ほんまに、うれしいしか出ない」と喜びを爆発させた2人は、『M-1』ファイナリスト史上初のエントリー番号1桁「6」を引っさげ、決勝の舞台へと挑む。
『M-1グランプリ2021』決勝の放送は12月19日の夕方6時34分から。敗者復活戦も同日、ABCテレビほか全国ネットで生放送される。
(Lmaga.jp)