菅波(坂口健太郎)と宮田(石井正則)が再会 2人の会話に「脚本すごい」の声【おかえりモネ】

宮城県気仙沼市で生まれたヒロイン・百音が、気象予報士として成長する姿を描いた連続テレビ小説『おかえりモネ』(NHK朝ドラ)。9月21日に放送された第92回では、菅波がある人物と顔を合わせ、「まさかの再会」「すごい脚本だな…」といった投稿が相次いでいる。

百音(清原果耶)が、下宿先「汐見湯」で恋人の菅波(坂口健太郎)からプロポーズを受けたそのとき、「祖父のカキ棚が突風で被害を受けている」と連絡が。パニックに陥る百音に、菅波は「どうして自分で行かないの? 心配なら行って、自分で見て確かめて、あなたにも出来ることをすればいい」「『あのときいなかった』って思いに押しつぶされてきたのは誰ですか?」と、気仙沼へ戻ることを後押しする。

その後、菅波は自身が初めて担当した患者・宮田(石井正則)と再会。「汐見湯」のボイラーを修理するため訪れた宮田は、かつてホルン奏者だったが肺の病気が見つかり、菅波の勧めで手術を受けたものの音楽家としては活動できなくなってしまったという過去があった。

「宮田さんの音楽家人生を、僕が絶ってしまった」と自責の念をにじませる菅波に、宮田は今の仕事に誇りを持っていることを伝え「今、私は生きている。それが大事なんだ」と力強く言い切る。菅波の後悔となっていた人物との再会に、SNSでは「昔の先生だったら話しかけてたかな・・・」「先生の心が宮田さんに救われた瞬間」などの投稿が寄せられた。

また、宮田が「先生のことずっと恨んでいた」と複雑な思いを吐露するシーンでは、「ここでこのセリフを言わせる脚本よ」「この気持ちを正直に言ったことが、宮田さんのやさしさだと思う」「やさしく見えてとても厳しい話を紡ぐ(脚本家の)安達奈緒子先生を私は圧倒的に信頼している」などと話題を呼び、ツイッターでは「宮田さん」がトレンド入りした。

「番組レコメンド」を担当しているゴールデンボンバー・歌広場淳も、「それにしても、そういった大切な場面を単に感動的に描くだけではなく、正解の無い問題ということを含めてほろ苦く描写するのは…ンッ、自分NP(ニクいポイント)良いっすか?」とコメントしている。『おかえりモネ』放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。

文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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