大阪でコロナ初の10代死亡を確認「重症化リスク高かった」

大阪府の定例会見が9月8日に実施され、新型コロナウイルス感染症によって全国で初めて10代の死亡を確認したことが発表された。

府ではコロナの感染状況を毎日、夕方6時頃に公式サイトで公表しているが、今回は定例会見で吉村洋文知事から報告。国内初の10代コロナ関連死亡ということもあり、緊張感を持ちながら状況を説明した。

吉村知事によると、男性は9月1日に大阪市内のコロナ重症病床を持つ病院に救急搬送。搬送時にはコロナであることはわかっておらず、医師の判断ですぐにおこなわれたPCR検査で陽性が確認され、同じ病院でそのまま重症治療を受けることになった。

府では9月3日の時点で、重症者の発生内訳で10代がいることを発表。その後、治療を受けていたが7日に亡くなったという。なお、男性はワクチン未接種だった。

吉村知事は、「基礎疾患のほかにも複数の重症化リスクのある方だった。その内容などは個人情報があるため公表はできない。亡くなられた方のご冥福を心から申し上げます」と報告。

また、教育現場への対応については、「今回のことがあったことで、学校での対応に変化はない。一般的に10代の死亡率が高いわけではないと思っている」と話している。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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