大阪・新型コロナ陽性者は374人 吉村知事も懸念「大きな第5波」
大阪府は7月26日、新型コロナウイルスの新規陽性者を374人と発表(累計陽性者数は10万9742人)。また新たに報告された死亡者は1人で、累計死者数は2719人となった。
この日の検査数は8596件で、陽性率は4.4%。年代別に見ると20代が115人、次いで30代が71人、40代が50人、50代が43人だった。
現在入院中の重症者は65人、重症病床使用率は20.2%で昨日(17.8%)より2.4%増え、警戒の目安とされる20%を超えた。ワクチンの効果で重症者数、重症病床使用率ともに減少するかと思われたが、悪化傾向にある。また、新規陽性者数の割合が少ないとされる月曜日だが、前週の月曜日(224人)よりも150人増加しており注意が必要。
この状況に対し吉村知事はツイッターで、「オリンピックの影に隠れて見えにくくなってますが、大きな第5波が来ています。デルタ株の感染拡大力は強い。オリンピックは自宅で。お1人おひとりの徹底した感染対策の実施をお願いします」と訴えた。
(Lmaga.jp)