兵庫の個性的なアイス、スイーツライターが選ぶ注目の新店4選

暑い季節といえば、やはり冷たいスイーツで涼みたいもの。最近、兵庫で増えているのは食材の魅力を最大限に活かした、大人のためのアイス。兵庫の神戸・淡路島にこの1年でオープンした、玉子屋さんによるソフトクリームや、お茶だけのジェラートの専門店など、個性豊かな4軒を神戸在住のスイーツライターいなだみほが紹介する。

イタリア気分が味わえる「ザ・チェインロッカー」2021年3月に栄町にオープンしてから早くもリピーターが多いのは、本格的なイタリアンジェラートと焙煎コーヒーが楽しめるジェラテリア「ザ・チェインロッカー」(神戸市中央区)。「イタリアの旅行で出会ったバールのような、大人も子ども気軽に通え、深夜までジェラートやコーヒーを楽しめる店になれば」と店長は話す。

ショップのインテリア含めて映えるショップとして人気だが、18種類という豊富なジェラートも魅力的だ。淡路島産ノーワックスレモンを使用した淡路島レモンミルクをはじめ、ゴルゴンゾーラ、イタリアンチョコレート、丹那ミルク、マンゴー、ベルガモットなど。気になる味はテイスティングさせてくれるのもうれしい。シングル450円、ダブル500円。

たまご屋さんがプロデュースする「イエロー神戸元町店」大正10年創業の鶏卵販売加工会社「籠谷」(兵庫県高砂市)のグループ会社による「たまごの郷」が手がける、ジェラートカフェ「イエロー神戸元町店」(神戸市中央区)は、2021年4月にオープン。海藻を配合した飼料を親鶏に与えて品質を追求し、色も味も濃厚卵の魅力を最大限に活かすスイーツとしてたどり着いたのが、ジェラートだそうだ。

こだわりの濃厚たまご「奥丹波のたまご」を使ったジェラートは、人気のカスタードやストロベリー、ピスタチオ、ショコラなどをはじめ8種類。シングル450円、ダブル550円。また、卵黄のみを贅沢に使用したカスタード味と丹波乳業の牛乳を使用したミルク味を同時に楽しめるソフトクリーム450円も人気だ。

「アンド・アールグレイ」でお茶尽くしのジェラートを世界でも類を見ないアールグレイ専門店「アンド・アールグレイ」(神戸市中央区)として2020年12月に本店をオープン。今夏からスタートしたのが数十倍に濃縮抽出したお茶を使用した「香るティージェラート」だ。中国、インド、スリランカ、南アフリカなど、世界各国の上質な茶葉に、フルーツやミルクを組み合わせ、どれも上品な香りを楽しめるのが特徴となっている。

ブルーの色が印象的なお茶バタフライピーを使った「バタフライピー&アールグレイ」、意外な組み合わせながら絶妙に合う「ピスタチオ&抹茶」、4種のベリーとルイボスを合わせた「ミックスベリー&ルイボス」などお茶をベースにした個性あふれるフレーバーが10種そろう。ダブル540円、トリプル594円(シングルはなし)。

淡路島の名産品をたのしめる「ICE UP」淡路島で初となるアイスキャンデー専門店として2020年8月にオープンした「淡路島氷菓 キャンディーショップICE UP(アイスアップ)」(兵庫県淡路市)。店主・多田建造さんは、「石垣島の人気店「ぱいぬしま氷菓」にインスパイアされて店をオープンしました。島の素材や無添加にこだわり、生産者と一緒に仕事ができて、お客さまにも喜ばれているお店を、淡路島でも実現できたらと思ったんです」と語る。

店頭に並ぶのは、島内産の旬の食材を使ったフレーバー約10種。「匠 淡路島牛乳」をミルクジャムにしてから作る定番の「ミルク」(330円)は、ほのかな甘みとコクがありながら、なめらかな口どけと軽やかな後味となっている。アタリが出たらもう1本もらえるというサプライズも! 1本330円~。お取り寄せも可。

(Lmaga.jp)

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