淡路島でドラゴンクエストの世界を体感 ファンの注目ポイントは?

淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」(兵庫県淡路市)に5月15日に登場した、新アトラクション『ドラゴンクエスト アイランド 大魔王ゾーマとはじまりの島』。ゲームデザイナー堀井雄二氏の出身地でもあることから、ドラゴンクエストの新たな聖地として注目を集めている。

自らが主人公として、ヒントを元に謎を解き、宝を探し、モンスターと戦い、クリアを目指すという、まさにリアルなクエスト体験を実現。その再現度から「スーファミの世界観みたい」「ドラゴンクエスト詳しくなくてもすごいとわかる」といった絶賛コメントもSNSで続出している。

リアルとデジタルを融合させた世界では、オリジナルキャラクターも登場。緊急事態宣言が明けて取材が可能となったなか、ドラゴンクエストファンの記者が実際に体験して、テンションがあがったポイントを紹介する。

自分のプレイスタイルが、クエストにも反映される!職業は、戦士・武闘家・盗賊・魔法使いの4種類から選択して、「オノコガルド王国」で冒険がスタート。町を歩き回り、目についた町人に話しかけ、その会話に出てくる内容からミッションやヒントを見出してストーリーを勧めていく。この流れは「ドラゴンクエスト」のゲームそのものだ。

全員に必ず話を聞くタイプか、効率を重視するのかなど、自分がどうやってゲームを進めていたかが、ここにも如実に表れるのがおもしろい。

淡路島らしいオリジナルキャラクターも登場パーティに追従し手助けしてくれるのが、勇者に憧れるホイミスライムである「ホミロット」。バトルでランダムに登場するのが、淡路島名産のたまねぎをテーマに誕生したオリジナルキャラクター「たまねぎスライム」と「たまねぎキング」。ただランダムなので、果たして出会えるのかも運。これぞ、メタルスライム並のドキドキだ。

また、このほかにも町人などにも淡路島ならではの名産品に因んだネーミングが施されているので、そんなポイントもしっかり楽しみたい。また、ショップではオリジナルキャラクターのアイテムを含めた限定グッズも50種類以上販売されているので、大人買いしたくなってしまう。

リアルに飲み食いが楽しめてしまう「ルイーダの酒場」カフェ・レストラン&グッズショップは、荒くれ者も集うといわれる「ルイーダの酒場」。ここはアトラクションに参加せずとも入場でき、気軽にドラゴンクエストの世界観を味わえる。

オリジナルキャラの「ホミロット」の姿となった真っ青なごはんの「オノコガルド名物ホミロットのごきげんランチボックス」(1600G)や、銀色に輝く「はぐれメタルのスパイシーカレー」(1600G)など、驚くような色合いも含めて再現度にたまらずオーダーしてしまうことだろう。また淡路島らしく、名物の玉ねぎが多用され、メニューの料金は円ではなくG(ゴールド)表示というのもポイントだ。

世界観をじっくり満喫できるサブクエストもドラゴンクエストシリーズに登場する盗賊カンダタから、サブクエスト「カンダタ盗賊団の入団試験」もオプションで選択できる。このオプションを選択した人しか体験できないアイテム収集のミッションやモンスターとのバトルがあり、その所要時間は約1時間で、メインクエストとサブクエストも合わせると、少なくとも約3時間の時間が必要となる。そのため、しっかりと時間に余裕を持って臨みたい。サブクエストへの追加料金は、中学生以上2000円、5歳以上~小学生以下1500円となっている。

8000平米という敷地だけあり、しっかり見逃さないように巡るとメインだけでも2時間10分かかった今回のクエスト(目安は1.5時間)。これまでゲームの画面上で、キャラクターがやっていたことをリアルに体験できたのには興奮してしまった。ミッションのひとつである宝探しなどは、グループごとに宝のありかがバラバラになるように設定されているのもうれしいところ。隠されたヒントを元に、どこに何があったかを記憶を思い起こしたり、もう一度巡ってみたり、大人子ども関係なく本気になること間違いなしだ。中学生以上3400円~、5歳以上~小学生以下1400円~(時期により値段変動)。

取材・文・写真/時友真理子

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(Lmaga.jp)

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