京都・二条城でバーチャル花火の夏祭り、感染症対策でもアイデア

世界遺産「元離宮二条城」(京都市中京区)で、夏限定イベント『二条城×ネイキッド 二条城夏まつり2021』が7月21日からスタート。歴史ある空間に幻想的なプロジェクションマッピングが浮かび上がった。

最新デジタル技術を駆使する空間クリエイティブ集団「ネイキッド」が手がけ、2017年から開催されている夏の恒例イベント。コロナ禍で今年も祭りの中止が相次ぐなか、夏気分を楽しめるよう「花火大会」をテーマに、艶やかな万華鏡花火の模様が「唐門」と「内堀」に次々と投影される。

また、感染症対策を取り入れたアート企画は夏仕様にリニューアル。除菌液とともに手のひらに模様が映し出される手指消毒『NAKEDつくばい』、光の演出に参加しながら足元を照らす模様で互いの距離を保つ『NAKEDディスタンス提灯』は、夏らしい花火柄となっている。

さらに、この提灯を所定の場所に置くと目の前の壁に花火が投影され、足元に除菌ミストが噴射される「提灯花火」も登場。担当者は「夏らしく涼しげな色でライトアップされ、アロマの香りが漂う庭園をめぐりながら、デジタルな花火の仕掛けを安心・安全に体験してもらえれば」と話す。

期間は9月5日まで。8月1日~15日は『京の七夕2021』と併催し、一部内容を変更。感染症対策のためチケットは入場日指定制、料金は大人1200円、金土日祝は大人1600円ほか(空きのある場合は当日入場も可能。料金は各+200円)。専用アプリでバーチャルの二条城へ忍者になって潜入できるVR作品『NAKED NINJA』(最新版・CV中村悠一)のゴーグル付き券(+600円)も販売される。

取材・文・写真/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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