シティポップ再燃で注目のイラストレーター・永井博、大阪で5年ぶりに個展

イラストレーターの永井博による個展『FABULOUS』が7月22日より、大阪・京町堀のコミュニティスペース「チグニッタ・スペース」(大阪市西区)で開催。大阪での個展は約5年ぶりとなる。

1970年からグラフィックデザイナーとして活動し、1978年にイラストレーターとして独立。以降、サザンオールスターズや西城秀樹といったアーティストのCDジャケットを多数手がけてきた永井。なかでも大瀧詠一の『A LONG VACATION』や『君は天然色』のジャケットはシンボル的なアートワークとなり、近年はシティポップの再燃で若い世代からも注目を集めている。

会場では、貴重な原画作品が展示販売されるほか、大阪会場限定のグッズ、そして永井がこれまで手掛けてきた作品でモチーフとなったプールや人、海などをそれぞれテーマにした『POOLS』『CRUISIN’』、『HUMAN NATURE』(各2970円)、そして3冊をセットにした限定ボックス『FAVORITE』(8910円)といった作品集も並ぶ。

作品集はいずれも7インチサイズで、ドーナツ盤をイメージしたノスタルジックなデザインに。さらに、2008年に発売された『Time goes by… 永井博作品集』(4180円)の復刻版(新装丁!)も販売されるという。期間は8月9日まで(営業時間は昼12時から夜7時)。7月22日から25日は永井本人が在廊予定。入場は無料。

7月27日からは「奈良蔦屋書店」にて『Hiroshi Nagai Exhibition FAVORITE』の巡回展が開催される。

文/つちだ四郎

(Lmaga.jp)

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