大阪のホッキョクグマの赤ちゃん、ジャンプが楽しくて仕方ない様子「見事なダイブだ!」「飛んでるみたい」

狙いを定めて・・・ザッパーン! 勢いよく池にダイブするホッキョクグマの赤ちゃんの写真が14日、休園中の「天王寺動物園」(大阪市天王寺区)の公式インスタグラムで公開され、約2.2万いいねがつくなど話題に。「すごい」「見事なダイブだ」「飛んでる~!」などSNSで癒やしを与えている。

豪快にジャンプするこの赤ちゃんは、2020年11月25日生まれのホウちゃん。同園の獣医師・安福潔さんいわく「すくすくと育って、いろんなものに興味を示し、元気いっぱい」な女の子だそう。

野生下では流氷から流氷へ大ジャンプしたり、氷上から獲物を狙ってダイブするホッキョクグマ。「狙いを定めて何も恐れずジャンプできるようになってうれしい成長です」というコメントとともに公開された3枚の写真には、約3カ月間、真っ暗な産室での子育てを経て今年3月に初めて外の世界へ出た日の初ジャンプの様子や、白いポリタンクめがけてダイブする様子が激写されている。

安福さんは「はじめのうちは、水面に近い、低いところから飛び込むことを覚え、徐々に自分の判断で、放飼場の一番高い(プロレスに例えると)トップロープからDIVE!できるようになりました。今は飛び込むこと自体が楽しいのかと・・・」と、ここ最近のホウちゃんの様子を明かす。

ホウちゃんの成長と行動の記録として、少しずつ写真を撮り溜めてきたという安福さん。この3枚の写真も「ここのところ、本当に楽しそうにダイビングする姿が見受けられてられていましたので、休園が続くなか、みなさんに見てもらえなかったホウちゃんの目覚ましい成長を一人でも多くの方に感じてもらいたい」との思いから投稿したという。コメント欄には「大きくなりましたね~」「成長っぷり、うれしい」など、これまでホウちゃんの姿をSNS上で見守ってきた人たちであふれている。

安福さんは「飼育専門員はじめスタッフ全員(私生活を含め)、みなさんに安心してご来園いただけるよう、自身の感染対策、園内感染対策に日々努めています。ホウちゃんの姿は3月23日に一般公開したのですが、緊急事態宣言を受け4月24日から休園。この間、ゲストのみなさんに見守っていただきたかったホウちゃんの本当にかわいい成長過程をお見せできなかったことは、とても残念です」とコメント。

しかし「この休園の間、フランソワルトンやアシカの出産などうれしい出来事もあります。コロナ感染状況にもよりますが、もうしばらくで再開園できるような状況になろうかと思います。その際には、ぜひご来園いただき、元気な動物たちの姿を見ていただきたい」と呼びかけている。

(Lmaga.jp)

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