セカオワFukaseの巨大絵も、映画『キャラクター展』が大阪で開幕

俳優・菅田将暉の主演映画『キャラクター』の公開を記念した展示会が、6月11日から「心斎橋オーパ」(大阪市中央区)でスタートした。

同日から公開中の完全オリジナルストーリーの映画『キャラクター』は、売れない漫画家が殺人犯を目撃し、彼を描いた漫画で大成功するが、思わぬ運命に翻弄されていくダークエンタテインメント。主役の漫画家・山城圭吾を菅田、天才かつ猟奇的な殺人鬼・両角(もろずみ)を同作で俳優デビューとなったSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが演じることでも話題に。

今回の『キャラクター展』は、構想に10年もの歳月をかけた作品のクオリティを生で感じてもらえるように企画され、劇中の小道具や衣装、未公開写真などを展示。登場人物の等身大パネルや山城と両角が会う重要なシーンを再現した書店コーナーなど、フォトスポットとしても楽しめるポイントが散りばめられている。

なかでも注目は、Fukaseが描いた巨大な油絵。劇中で両角の部屋の壁に描かれているこの絵は、素手で幾重にも塗られたという赤色をベースに、不気味な4つのスマイルマークが独特の存在感を放つ。元々は、Fukaseが役作りで描いていた小さな絵を監督が気に入り、2メートル四方のサイズにFukase自ら描き直したという。

公式SNSでその油絵が事前公開された際には「ぜひ展示してほしい」などの声が多数寄せられるほど反響があり、担当者は「お客さまが生でこの絵と対峙することで、両角が何を思っていたのか、ぜひ映画のなかに入り込んでもらいたい」と話す(敢えて絵の鑑賞に集中できるよう、この絵画のみ撮影不可)。

このほか、油絵をモチーフにしたポストカードなど展示会オリジナルグッズも、別フロアの「HMV&BOOKS」店舗で販売される。会場は9階「OPA GALLERY」で、入場料は500円。期間は6月27日まで。

取材・文・写真/塩屋薫

(C)2021映画「キャラクター」製作委員会

(Lmaga.jp)

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