かまいたち、念願の上方漫才大賞を受賞「まだまだ先だろうと思っていた」
『第56回上方漫才大賞』(カンテレ)の発表会が4月10日、「クールジャパンパーク大阪」(大阪市中央区)でおこなわれ、2004年結成のお笑いコンビ・かまいたちが大賞を受賞した。
「上方漫才大賞」は、上方演芸界で最も長い歴史を持ち、寄席、放送及びその他の舞台などで年度を通じ最も活躍した者に贈られる名誉ある賞。過去には夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよし、そしてダウンタウンをはじめ数々の実力派漫才師が受賞している。
受賞後の会見で、濱家は「2年前に奨励賞をいただいて、大賞はまだまだ先だろうと思っていて、発表のときは予想もしていなかったのでうれしい。これからやっていく漫才をちゃんと意識して、精進していかないとだめだなと思いました」と受賞の感想を謙虚にコメント。
山内は「マネージャーにちらっと聞いたんです。今年、大賞とかないよね、と。全く連絡来ていないと言われたので、もっと先になると思っていました」と、少しは意識していたものの驚いたことを明かした。
現在レギュラー番組が10本以上と大ブレイク中の彼らだが、漫才にかける思いは熱い。濱家は「コロナ禍で毎年のライブができていないので、毎年1回、単独ライブで新ネタを披露して、新ネタをアップデートしていくのが一番の目標。新ネタが作れていないのが自分たちもストレスなので、いつ見に行ってもいろんな漫才してるなと思ってもらえる漫才師になりたい」と、改めて気を引き締めた。
大会はカンテレでも生中継され、かまいたちの2人が大賞受賞をサプライズで知らされた様子や、お祝いに先輩の小藪千豊が駆けつける場面も。このほか、奨励賞はプラス・マイナス、新人賞はネイビーズアフロが受賞した。
(Lmaga.jp)