約200億かけ刷新、京都の高級ホテルに巨大な天然温泉

3年前から約200億をかけて改装をおこなってきた「ウェスティン都ホテル京都」(京都市東山区)。温浴施設・SPA「華頂」の新設をもって、4月6日全館グランドリニューアルオープンを迎える。

1890年創業の同ホテルはラグジュアリーホテルに転換するべく2018年から大改装プロジェクトを開始。客室やレストラン、ジム、クラブラウンジを順次リニューアルし、今回は3年かけて掘削した温泉を利用した施設が本館5・6館に登場する。

2020年にリニューアルした敷地内の数寄屋風別館「佳水園」では、すでに温泉を引き込み提供しているが、2100平米もの広大な新設スパには、庭園と一体となった半露天風呂をはじめ、大小2つの浴槽にジャグジー、サウナを男女別で備える。

「ラグジュアリーホテルとして天然温泉で付加価値を加える狙いとともに、ホテルでゆったりと長く滞在したくなるような場所を目指しました」と担当者。

また、男女で使用できるトリートメントサロン「Le Jardin Sothys」を併設。欧米で注目されている「リトリート」をテーマに、温泉や瞑想を交えつつ、美容面からも心身の健康と癒やしをサポート。

エステシャンがオールハンドでおこなうトリートメントのほか、ヨガ、朝食、敷地内に立つ華頂山の散策、温泉、トリートメントを半日かけて行う「Awaken SPA Ritualアウェイクン スパ リチュアル AM約半日のプログラム」(要事前予約)などのヒーリングスパプログラムも用意し、ラグジュアリーな宿泊を提案する。

スパは宿泊者限定、使用料無料。「Le Jardin Sothys」は、トリートメント1万円~。

取材・文・写真/中河桃子

(Lmaga.jp)

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