ゆりやん、R-1優勝の経緯明かす「シンプルに自分が面白いと思うことを」

3月7日に決勝戦が開催されたひとり芸日本一決定戦『R-1グランプリ2021』で、ゆりやんレトリィバァが優勝。オンライン記者会見に登場し、過去5回にわたる決勝進出から、優勝に至るまでの経緯を真剣な面持ちで語った。

2015年から同大会に挑み続けてきたゆりやん。「とにかく毎年絶対優勝したいと強く思っていて。負けた年はまた次のR-1に向けた1年が始まるのかと。(R-1は)楽しくて好きなんですけど、獲れなかった悔しさをずっと抱いてきたので、思い入れも強かったです」と並々ならぬ熱意があったよう。

優勝に向け奮闘していたが、2019・20年と大会には不参加。「NSCで首席をとって、同期のみんなより早くチャンスをいただく機会も多かったんです。でも、『これだけではダメだ。ネタをできるようになりたい』とR-1に挑んで出させていただいて。(出場できたのが)たまたまと思われたくなくて次こそはと、3回目、4回目と挑戦して、R-1で優勝しないと自分の人生が終わるってくらい追い込まれていて」と、当時を振りかえる。

「そこで1回、勝ち負けだけでネタを考えずに、シンプルに自分が面白いと思うことを、勝つか負けるか考えずにやってみたいなと思って。賞レースを1回休んでました。でもR-1に出場資格の期限(芸歴10年以内)ができてしまって、『急がないと!』と。よく考えたらわたしには『R-1優勝』という目標があるんだと我に返った感じです」と、再び挑むことを決意したという。

そして、今回5回目にして勝ち取った悲願の優勝。「ほかの(決勝進出者の)方のネタはあえて見ないで挑みました。周りの方と比べてというより、とにかく自分が頑張ろうと」と語り、お笑いと自分自身を見つめ直した末の優勝だったことを明かした。

(Lmaga.jp)

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