老舗和菓子店のバレンタイン、ハートが浮かぶチョコ和菓子
大阪を中心に20店舗を構える和菓子店「むか新」(本社:大阪府泉佐野市)から、バレンタイン限定商品「匠の小函ショコラ」が1月21日より発売されている。
創業から100年以上、関西を中心に親しまれてきた老舗和菓子店「むか新」。だんごのなかにタレを仕込んだ看板商品「元祖大阪みたらしだんご」が知名度を高める一方、羊羹をはじめとした「棹もの」は、若い世代の和菓子離れや「量が多くて食べきれない」などの声も重なり、販売数は10年前に比べ半減したという。
そこで同社は2020年11月より、従来の6~8分の1サイズに切り分けた商品「匠の小函」を発売。1人でも食べきれる大きさや、美しい断面「萌え断」が好評を得て、現在では約3万個を売り上げる人気商品となった。
今回は、「より幅広い世代に食べてもらいたい」という思いから、チョコレートを使用したバレンタイン仕様の「匠の小函」が登場。チョコの味わいが濃厚な羊羹と、スイスのチョコブランド「フェルクリン」のココアを使用したカステラのような蒸し菓子・浮島が楽しめるセットとなっている。
見た目にもこだわり、羊羹は赤やピンクのハート型羊羹を浮かべた、かわいらしいビジュアルに。2層の浮島は生クリームを添えるのもオススメだという。羊羹、浮島が各2個ずつ入って、価格は1450円。
(Lmaga.jp)