大震災への想い、杜けあきら宝塚OG6名の心打つ歌や朗読を再配信

宝塚歌劇団OGが、朗読や歌で東日本大震災遺児への奨学金を支えるチャリティーコンサート『忘れない~天国の大切なあの人へ~』。2020年7月~8月に有料配信され、「命の尊さをあらためて実感した」など大きな感動を呼んだ映像が、1月24日~2月7日に再配信される。

元雪組トップスターの杜けあきをはじめ、北翔海莉、遠野あすか、沙央くらま、七海ひろき、十碧れいやの6名が集まった2020年の同コンサート。当初は劇場で上演する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、オンライン上での開催となった。

宮城県仙台市出身の杜は、長年東日本大震災へのさまざまな支援活動を行ってきたOGの1人。同コンサートでは『糸』『未来へ』などで、心のこもった豊かな歌声を聴かせる。

当時、出産を控えていた元星組トップスターの北翔はリモートで登場し、自身の退団公演『桜華に舞え』より『君に遺したい言葉』を披露。「勇気」「真心」など胸にしみる歌詞の曲をやさしく歌い上げた。

沙央くらまは『ロミオとジュリエット』で演じた乳母の、慈しみ溢れるナンバー『あの子はあなたを愛している』などを。七海ひろきは主演作『燃ゆる風 -軍師・竹中半兵衛-』より『命の使い道』や『ありがとう』、十碧れいやは『夢をあきらめないで』など、それぞれ宝塚の曲から歌謡曲まで幅広く届けた。

元星組トップ娘役の遠野あすかは朗読のみ。東日本大震災で亡くなった方への手紙が届く「漂流ポスト」に寄せられた、愛のメッセージを感動的につづった。

オンデマンド配信は、イープラス「Streaming+」とチケットぴあ「PIA LIVE STREAM」で、1月24日~2月7日に実施。ローソンチケット「ローチケLIVE STREAMING」では、1月24日~1月31日に実施。料金は3000円(チケットぴあは3800円)、1月15日発売。なお、配信の収益の一部は、毎日新聞社が設立した「毎日希望奨学金」に寄付される。

文/小野寺亜紀

(Lmaga.jp)

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