Fukase「仲が悪いバンドだったらどうするんだろうって」

アニメーションプロジェクト「BAD MOOD(バッドムード)」のデザイナー兼クリエイターFukaseが、11月29日に「大仙公園 芝生広場」(大阪府堺市)で開催されたイベントに出演。活動内容などについて語った。

齊藤工(俳優名義は斎藤工)が発案した移動式映画館「cinema bird(シネマバード)」とのコラボイベント『世界遺産劇場 百舌鳥古墳群 produced by TGC』のシークレットゲストとして登場。Fukaseの海外プロジェクト名義のバンドEnd of the Worldのクリエイティブディレクターを務め、今回の「BAD MOOD」の和田直希総合監督とともにトークを繰り広げた。

「SEKAI NO OWARIで、『仲の悪いバンドマン』というコンセプトでライブをやろうと思っていた。そうしたら、和田さんからアニメーションでもやろうよって。結局、今回、東京・大阪・名古屋のドームがコロナで中止になっちゃって。『BAD MOOD』では(着ている)トレーナーだったり、アニメだったり、和田さんとふたりでキャッキャッとやっています」とFukaseは説明。

齊藤が着想について質問したところ、「自分たちが仲が良いバンドだからこそ、仲が悪いバンドだったらどうするんだろうって。印税とかでもめたりするのかなと。僕らはピエロを除く3人で曲を作って、口約束でやっているので、『これ、仲が悪かったら裁判沙汰だよねって』。そういうどうなるんだろうというのを映像に入れ込んだりしています」と答えた。

和田監督は「(バンドとは違う)別の表現ができるのはすごく面白い。LINEなどで連絡をとりあい、コロナ禍だったのでしっかりと制作できた。アニメだけでなくて、ストリートブランドだったり、音楽だったりとコラボしているので、みなさんが興味あるところをかいつまんで楽しんでいただければ」と語った。

Fukaseがキャラクターデザインやストーリーは考えた作品『BAD MOOD』は、バンド「The Pink Elephants」の5人のキャラクターが主役。「Amazon Prime Video」で第1話が10月21日から世界配信され、今後は順次配信予定。

「1話はイントロダクション的内容、2話から過激になってくる」とFukaseは語り、齊藤は「僕はシュールで大好きです」と思いを伝えた。ファッションブランドとコラボしたTシャツやパーカーなどのグッズも公式サイトで販売されている。

(Lmaga.jp)

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