総勢250人で一門の垣根を超た落語祭「一丸となって開催」

総勢約250人の落語家が一門の垣根を超えて上方落語を披露する『大阪落語祭』が、12月に大阪府内9カ所を会場に開催。すべて合わせると90公演以上がおこなわれる予定だ。

コロナ禍でもウイルスと共存しながら文化芸術活動ができるよう、大阪府が中心となって大阪文化芸術創出事業として8月からさまざまな企画をスタート。

演劇やコンサートなど歓声や声援を発しない屋内イベントに関しては、座席数50%以下から100%以内へ9月19日から緩和され、今回のイベントが実現することに。

担当者によると、「このイベントには大阪の落語家や事務所の方たちから、『一門の垣根を超えて一丸となって盛り上げよう』と企画に同意いただきました」と説明。

「普段、同じ劇場で公演をしない方たちの落語を一緒に楽しめる。ぜひ楽しんでいただきたい」とイベントにかける思いを語った。

12月1日の初日公演は「大阪松竹座」(大阪市中央区)でスタートし、落語家たちによる「口上(観客に対する言葉)」が述べられる予定。

各公演は、府内の寄席やホールで12月31日まで開催。チケットは、各会場ごとに異なり、順次発売されている。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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