世界屈指の絵本原画展が奈良に 原画200点に70タイトルの絵本も

東欧・スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催されている、世界最大規模の絵本原画コンクール『ブラチスラバ世界絵本原画展』(以下、BIB)。

その第27回展(2019年10月から2020年1月に開催)から精選した作品を紹介する展覧会が、「奈良県立美術館」(奈良県奈良市)で、10月17日よりおこなわれる。

1965年にユネスコと国際児童図書評議会の提唱により創設されたBIB。1967年に第1回展を開催しており、半世紀以上の歴史を誇る。日本人作家も数多く参加しているので、絵本ファンにはお馴染みのコンクールだ。

本展では原画約200点と絵本70タイトルを展覧。スロバキアと隣国チェコの作品、BIB2019の受賞作品、日本からの出品作家特集(新井良二、スズキコージ、ミロコマチコなど)の3部構成で、絵本と絵本原画の魅力をたっぷり楽しめる。

また、会場の奈良県立美術館は奈良公園に隣接しており、興福寺、東大寺、春日大社にもほど近く、奈良の休日が楽しめる。期間は12月13日まで、料金は一般800円。

文/小吹隆文(美術ライター)

(Lmaga.jp)

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