KAT-TUN・上田竜也「1分前は絶望してるのに、1分後は前向きな気持ち」

「梅田芸術劇場」(大阪市北区)で15日に開幕した、堂本光一が作・構成・演出・主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』のスピンオフ版『Endless SHOCKーEternalー』。ライバル役で出演するKAT-TUNの上田竜也が、自身の役柄について語った。

新型コロナの影響により2月28日以降が休演となっていた同ミュージカル。元々予定されていた秋の大阪公演に向け、光一は感染リスクを低減できる形での『SHOCK』上演を模索。

今回、ステージ上でのフライングは実現したものの、階段落ちや激しい殺陣などは封印し、限られた舞台装置のなか完成させたスピンオフ版では、本編で描かれた主人公・コウイチの死去から約3年後が舞台に。登場人物それぞれにスポットを当て、物語に深みを与える番外編となっている。

ライバル・タツヤを演じる上田は、「本編が終わって、3年後こうだろうなって自分が想像してたものが今回実現されていましたね。でも過去の自分と今の自分の切り替えがすげえ難しくて。1分前は絶望してるのに、その1分後に前向きな気持ちになってる。これが自分の役のなかで今回キモだなと思いました」とコメント。

また、殺陣のシーンではスローモーションが取り入れられており、「体を反る動きがめちゃくちゃ大変なんですよ。筋肉の使い方がスピードが速いところと遅いところで全然違うので、そこが大変」と、今回ならではの苦労を吐露した。

最後に「休演から半年以上経って、こういった状況下のなかで『SHOCK』の本編の魅力をぎゅっと詰めて、なおかつ新しい試みをしていることを、自分たちも楽しみながらやっていきたいです」と意気込みを語った。

10月12日まで全31公演で、4日の午後6時の公演は無観客で史上初の有料配信がおこなわれる。有料配信のチケットは販売数限定となり、販売期間は18日・23時59分まで(抽選結果発表は26日)。

(Lmaga.jp)

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