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回転寿司やブラシがアートに変身…ミニチュア展が大阪で開幕、撮影のコツを訊いた

身近な日用品を別のものに見立てたアートを生み出すミニチュア写真家・田中達也の展覧会『MINIATURE LIFE展2』が、「大丸梅田店」(大阪市北区)で9月16日から開催。すべての作品が撮影可能となる。

同会場では3年ぶりの開催となり、日本初公開を含む約50点の実物作品ほか、約120点の写真を展示。意外性のある小さな世界が楽しめ、飛行機に見立てたエビフライ「エビフライト」など実物作品は、すぐ横に展示される写真作品と隅々まで見くらべて鑑賞できる内容に。作品完成後に考えるという、ダジャレのようなユーモラスなタイトルにも注目だ。

動く作品として、「大阪駅」周りの線路を走る巻き寿司の機関車も登場し、高さを競うように積み上げられた回転寿司の皿や割り箸は、高層ビルや工事中のクレーンを表現。元々は都会の景色をイメージしたものを、実際に前日訪れて見た梅田の風景に合わせ、皿を微調整したという。

また、すべての作品が撮影可能なだけに、撮影のコツについて田中さんは、「見立て作品なので、大元になっているモチーフがきちんと分かるアングルが大事だと思います。そして、人形越しなどどの角度から見立て表現されているのか、さらに意識して探すといいかもしれませんね。正解はありませんので」と、それぞれの物語性や風景をみつけてもらいたいと話す。

毎日SNSで新作を発表し、現在インスタのフォロワー数は260万人超えと国内外で人気の田中さん。「普段みんなが見るものこそ、共通のテーマとして、知っている何かに変化させたい」という思いのもと、コロナ禍でのマスクを使った作品は『ニューヨーク・タイムズ』に掲載されるなど、海外でも話題に。

展覧会の見どころについて、田中さんは「作品を一新したので、前回来てくれた方にも楽しんでもらえたらうれしいですね。感染症対策でギャラリートークなどはできない分、アトリエを再現したコーナーや作品解説の動画で、作品への考え方を知ってもらえれば」と話す。

会場にはボタンの大きな木など、作品にちなんだフォトスポットも用意され、限定グッズやミニチュア人形なども販売される。会場は「大丸ミュージアム<梅田>」で、期間は10月5日まで。料金は一般800円・中高生600円・小学生400円。

取材・文・写真/塩屋薫

(Lmaga.jp)

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