伊丹空港がリニューアルオープン、旅行客と地元民が楽しめる場所を目指す

大規模改修が進められていた「大阪国際(伊丹)空港」(大阪府豊中市)が、8月5日にリニューアルオープン。同日に記念式典がおこなわれ、新しく生まれ変わった空港の全貌が披露された。

同空港は、「関西エアポート」(本社:大阪府泉佐野市)により2016年2月からリニューアルが進められ、2018年には中央エリアと屋上エリアが先行オープン。今回すべてのリニューアル工事が完了し、飛行機を利用する人だけでなく、地元の人たちも楽しめる空港として50年ぶりに生まれ変わった。

「関西エアポート」専務執行役員マチュー・ブティティ氏は、「新型コロナウイルスで危機に直面していますが、国内線の需要は徐々に回復してきた。今回の伊丹空港のリニューアルは、関西経済の復興、需要回復のシンボルとなると寄与している」と、コロナ禍の厳しい状況を打破していきたい考えを述べた。

今回のリニューアルでは、国内初のウォークスルー型の商業エリアが南北の保安検査場先にオープン。「りくろーおじさんの店」「喜八洲総本舗」「道頓堀今井」など関西名物の店舗や、新業態の「美々卯 空味」、関西初進出でミシュラン・ビブグルマンのラーメン店「むぎとオリーブ」など計31店が出店し、中央のオープンスペースでも飲食できる。

また一般客も利用できる「THE GIFT HALL」エリアには、本やCDを販売する「HMV&BOOK SPOT」や「上島珈琲店」など5店がオープン。飛行機に乗らない人も楽しめる空港として、より強化された。

現在、新型コロナウイルスの影響でターミナルビルの開館時間が短縮中。開館時間は朝5時50分~夜9時30分。各店により営業時間が異なる。

取材・写真/野村真帆

(Lmaga.jp)

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