窮地に立たされた画家芸人、今なお描き続ける理由とは

芸人やアスリートなどの「もうひとつの才能」に注目したドキュメンタリー番組『OFLIFE(オブライフ)』(MBS)。8月4日の放送回では、お笑い芸人・たいぞうが画家としてキャンバスに向き合う姿に迫る。

かつて吉本新喜劇の舞台でも活躍し、ある番組をきっかけに画家としての才能も周知されることとなった芸歴28年のたいぞう。緻密さと大胆さを併せ持つ色彩豊かな絵は、個展を開けば1枚100万円で即売。200枚もの絵が3日で完売したことでも大きな反響を呼んだ。

しかし、テレビへの出演が減るとともに絵の売り上げも伸び悩み、展覧会の開催が危ぶまれるほど追い込まれていたという。「絵が売れないとアカンという執着心にかられていた」と当時を振りかえるたいぞう。思い悩んだ末に気づいたのは「人に喜んでもらうため」という自らの絵に対する信念だった。

それからは「なんばグランド花月」(大阪市中央区)のショップの一角で、お客さんと向き合い会話からイメージした絵を描く『たいぞうミニ個展』を開始。しかし、緊急事態宣言の発令によりショップは閉鎖に。ようやく見つけた居場所を失ったたいぞうが、絵を通じて人と繋がるために始めた活動にカメラが密着する。

さらに、展覧会の中止により、窮地に立たされながらも東京での展覧会に向け描いたハート型のキャンバスに込めた思いに迫る。この模様は、8月4日・深夜1時59分から放送される。

(Lmaga.jp)

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