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奈良の行列かき氷店、8月だけ東大寺境内で営業

整理券を求め朝早くから行列ができる人気かき氷店「ほうせき箱」(奈良県奈良市)。8月1日から世界遺産「東大寺」の境内に位置する塔頭「観音院」での営業をスタート。街なかでの混雑を回避するために1カ月限定となる。

「観音院」は、第206世東大寺別当(住職)だった上司海雲さんが旧住居で、観音寺サロンとして作家の志賀直哉や写真家の入江泰吉などが集っていた場所。「奈良の芸術文化の芽吹いたこの場所で、かき氷が新しい奈良の食文化の一つとして認識されるよう頑張ります」と店主の平井宗助さんは熱意をみせる。

今回、この場所での営業となったのは、商店街内にある店舗では、8月は帰省や夏休みの人々でさらに行列が伸びてしまうことから計画。オープンスペースで、並ぶとしてもしっかり距離を保てる場所を探したところ、「観音院」と縁があり、歴史的建築物で、広々とした庭を眺めたりしながら、ゆったりと過ごすことができるように。

提供されるかき氷は、刀根早生の無農薬の柿の葉を、薪火で焙煎したミルクティーとしっかり濃い大和抹茶とあいがけし、中に塩マスカルポーネと地元の老舗和菓子店「萬勝堂」のこしあんをいれた大和抹茶と柿の葉茶(1100円)。豪雨災害時に有志で避難所にかき氷の差し入れに行ったところ付き合いが始まったという岡山県赤磐市の白桃を使用し、ふわふわのヨーグルトエスプーマとさっぱり美味しいすだちペーストを合わせた桃柑橘レアチーズ (1400円)など。

お店と違う環境でもおいしく食べてもらえるように、名物のエスプーマの量を調整するなど工夫もされているそう。「ほうせき箱」の観音院での営業は、8月1日~31日まで。時間は、9時半~17時(12時~13時クローズ、水曜日のみ~19時)。木曜休み。朝9時から整理券を配布するほか、エアリザーブからの事前予約を受け付けている。予約方法については、お店のSNSで確認を。

取材・文/西村円香

(Lmaga.jp)

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