新工場に「月化粧」初のカフェ、あんトーストやパフェも

和洋菓子ブランド「青木松風庵」(大阪府阪南市)が、7月15日に自社最大規模の工場「月化粧ファクトリー」を開業し、直営カフェもオープン。あんこを使ったメニューからパフェ、カレーまで展開する。

「新たに工場を作るからには、市民のみなさまはもちろん、遠方から来られるお客さまも楽しめる施設にしたかった」と青木一郎社長。ミルクとバターの風味となめらかな口あたりが特徴の「みるく饅頭月化粧」製造工程が見学でき、ゆったりとくつろげる空間としてカフェを併設した。

国道沿いの壁を一面ガラス貼りとした開放的な店内で、かき氷やぜんざい、あんみつなど和スイーツから、フルーツをたっぷり使ったパフェなど洋菓子まで幅広くラインアップ。おすすめは、今回のために開発された、炊きたての粒あんがたっぷりのった餡トースト(500円)と、「月化粧」を考案した現会長がレシピを監修したカレーライス(1000円)だそう。

工場周辺は、カフェや喫茶店が少ないエリアで、大型カフェの誕生に期待が高まる。出来たての「月化粧」は工場見学すると試食可、またショップで購入した商品もイートインできる。カフェは9時~16時半ラストオーダー。南海本線尾崎駅から徒歩約15分。

取材・文・写真/杉田裕路子

(Lmaga.jp)

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