滋賀グルメライターが選ぶ、名物のお取り寄せ5選

緊急事態宣言が解除されたが、全国各地の名物グルメのお取り寄せグルメの魅力に目覚めた人もいるのでは。今回は、滋賀で活躍するグルメライター中河桃子さんが、地元民にも評判のグルメや地酒をセレクト。ネット販売しているものもありますが、電話でしかお取り寄せできないものもあるので、ぜひお試しを(状況により、営業時間・休業日が変更する場合あり。各店舗にお問い合わせを。送料はそれぞれ異なる)。

琵琶ますのおいしさが凝縮したごちそう

「魚治」の琵琶ますの炊き込みご飯

1748年創業から引き継がれてきた鮒寿しの老舗「魚治」が、「私どものみならず、コロナ禍で打撃を受けている生産者も応援してほしい」との思いから、「琵琶ますの炊き込みご飯」2300円を販売中(期間は9月まで予定)。地元・マキノ産の「魚のゆりかご水田米」2合、初夏が旬の琵琶ます、地元の醤油を使った野菜入り特製出汁がセットに。昔ながらの伝統料理が手軽に味わえる。

●取り寄せ方法:電話、FAX

午前中に完売も、滋賀の名物パン

「つるやパン」のサラダパン

学校給食用のパンの製造から始まった、滋賀県長浜市の小さなパン屋。同店を一躍有名にしたのが、コッペパンにタクワンをサンドしたロングセラー「サラダパン」145円だ。1日に最大3000個販売、連休などには県外の客が行列をなして買い求めるほどの品は、ふわふわパンの甘みと、マヨネーズであえたタクワンの塩気がマッチした甘じょっぱ風味。注文は1個から可能。店主の西村さんいわく「レンジで30秒、またはオーブンで少し温めると焼きたての風味が戻りますよ」とおすすめ。

●取り寄せ方法:WEB(http://tsuruyapan.cart.fc2.com/)

琵琶湖の漁師一家が伝える湖魚料理

「BIWAKO DAUGHTERS」のびわ湖の詰め合わせ(3)

琵琶湖で漁業を営む松沢家の娘・知美さんが「我が家の味を残したい」と野洲市の湖岸近くで2016年にオープンした「BIWAKO DAUGHTERS」。スタイリッシュな店内には、知美さんのご両親が獲る琵琶湖の魚など、地元の食材を使った昔ながらの佃煮やオリジナルメニューが揃う。なかでも、鮎や、琵琶湖固有の小さな魚「うろり」、しじみなど各種を甘辛く煮付けたミニパックと、独自に食べやすく改良した鮒寿司の詰め合わせ「びわ湖の詰め合わせ(3)」3316円は、湖魚になじみのない県外の客からも好評。

●取り寄せ方法:WEB(https://biwako.thebase.in/)

地元のミルクで作る滋賀初の熟成チーズ

「古株牧場」のつやこフロマージュ

1975年から家族で牧場経営をスタートした、滋賀県南東部・竜王町の「古株牧場」。直営店「湖華舞(こかぶ)」で販売している、牧場の新鮮な牛乳を使ったチーズ「つやこフロマージュ」830円は、乳酸菌で固めて発酵した熟成タイプでありながら、爽やかな酸味とミルクの風味が楽しめるクセのない味わい。滋賀県産第1号チーズとして、国産のナチュラルチーズコンクール「ジャパンチーズアワード2014」受賞。

●取り寄せ方法:WEB(http://kokabu.co.jp/?pid=32787882)

地元民が愛する微発砲系の滋賀酒

「上原酒造」の杣の天狗

酵母をじっくり育てる山廃仕込で、石の重みでしぼる木槽天秤しぼりなど、お酒の旨みを引き出す製法にこだわって、約160年の「上原酒造」。比良山系の超軟水と、地元・高島産の酒米で醸す、県民に人気の「杣の天狗(そまのてんぐ)」720ml ・1500円。ぴちぴちと口の中ではねるフレッシュな口当たりと、わずかに残るにごりの甘み、その中に感じる米の旨みが調和し、日本酒初心者でものみやすい。濃厚でどっしりとした味わいの「不老泉(ふろうせん)」も定番人気。注文は地酒ファン御用達の大津市の小川酒店へ。

●取り寄せ方法:電話、FAX(小川酒店)

(Lmaga.jp)

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