宣言解除で吉村知事が府職員を労う「僕だけではできなかった」と感謝

緊急事態宣言の解除が決定した大阪府。5月21日におこなわれた臨時会見で、吉村洋文知事は、「この日を迎えられたことは職員がいたから。府民の命、生活を守ることへの意識を共有できたのが一番大きい。本当に感謝を申し上げたい」と、府職員たちへ労いの言葉をかけた。

この日、政府が新型コロナウイルス感染症における緊急事態宣言を発令していた京都・大阪・兵庫に対して解除を発表したことを受け、大阪府では対策本部会議が実施。

会議後に臨時会見を開いた吉村知事は、「初めてのウイルスが来て、みんな(府職員)にとって初めてのことだらけだった。暗闇のなか、答えがないなかで、新しいものを作りながら実行していった。一番大きかったのは、国に言われたことをやるのではなく、府民の命、生活のことを考えて、誰か任せにするのでなく、自分たちで守って行こうという意識を共有できたこと」と振りかえった。

そして、両隣に座る健康医療部の藤井睦子部長と危機管理室の橋本正司危機管理監に目を向けた吉村知事。「この日を迎えて次のステージに向かうことができるのも、職員がいたからだと思っている。ものすごく忙しいなかで、藤井部長、橋本部長には組織の陣頭指揮を執ってくれた。僕だけでは動くことはできない。部長、職員によく頑張っていただけた、本当に感謝を申し上げたい」と労った。

府では今後もコロナ対応が長期化することを想定し、「ウイルスとの共存」を前提にした感染拡大の抑制と社会経済活動の再開・維持、この両面で府民の命を守る対策をおこなうという。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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