高速道路に約600人の歩行者、阪神高速JCTの開通記念で

阪神高速「西船場JCT」の信濃橋渡り線が1月29日に開通するのを記念して、26日に見学イベントが開催。約600人の参加者が、開通直前の高速道路を自由に見学し、関心を寄せた。

これまで「海遊館」の最寄りとなる大阪港線から、大阪北部の池田市・守口市方面へ向かうためには、環状線を半周迂回する必要があった同路線。同JCTを改築したことで環状線の北方面行きと直結し、距離にすると約5.5km、走行時間約5分の短縮となる。

2014年1月から工事が開始され約6年間という歳月をかけて完成。開通に先立っておこなった見学会について、阪神高速広報の本多さんは、「工事にご協力いただいた感謝という気持ち。一度、開通してしまったら二度と歩行することはできません。こういった機会に高速道路の構造や施設の狙いなどを理解し、興味を持っていただければうれしい」と話す。

会場には、料金所や道路の側面の反射板、カーブの安全対策や標識を展示。この日、奈良から家族4人で訪れたという西島さん(31)は、「物心ついたときから道路や標識が大好きで、今日もとても楽しみにしていた。高速道路を歩けたことはとても貴重な体験で、感動しました」と笑顔を見せた。

西船場JCTの信濃橋渡り線、信濃橋入口は1月29日午前4時に開通予定。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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