大阪のパンの聖地がリニューアル 対面からセルフ販売に 焼き菓子もスタート

全国的に人気のパン店「シュクレクール」(大阪市北区)が、1月11日よりリニューアルオープン。併設していた洋菓子店がなくなり、パンの対面販売をやめてセルフ販売に切り替えた。

導入されたのは、ドイツ製の大きなパン専用ショーケース。パンを並べたときに、前列一番下のパンがつぶれないよう、スキー場のゲレンデのような傾斜がある。バゲットや食パンなど、トングでは取りづらいパンがあるため、お客はビニール手袋を手にはめパンを直接つかんでトレーへと移す。

買ったパンをスライスするのもお客自身で。大きなボックスのなかに立ててパンを置き、扉を閉めてスイッチを入れると、横からカッターが出てきて瞬時にスライスされる。箱のなかでカットされるので安全に操作できるというわけだ。

女性なら自分の身長以上の高さがある、存在感抜群のショーケースは、95%以上が土に還る素材で作られているという。「このショーケースに出合ったから、セルフ販売に切り替える決心がつきました」と店主の岩永歩シェフは話す。お客には商品をきちんと説明して販売したいという思いがずっとあり、今まで対面販売にこだわってきた同店。セルフ販売に変わってもスタッフのサポートはもちろんあり、商品についてやスライサーの取り扱い、パンの温め方などをヘルプしてくれる。

また、開店当初に作られていた見た目が華やかなグリオットや洋梨のタルトなど、焼き菓子が復活。洋生菓子は、同店出身の橋本シェフが営む「アシッドラシーヌ」(大阪市中央区)から届けられるというから、こちらも楽しみだ。テラス席などでのイートインは今まで通りでドリンクも提供される。営業は午前10時から午後8時、月・火曜休み。

(Lmaga.jp)

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