上方漫才協会・新人賞にチェリー大作戦「しゃべってない」

『第5回 上方漫才協会大賞』が1月13日に開催され、芸歴6年以下を対象とした新人賞を鎌田キテレツと宗安のコンビ・チェリー大作戦が受賞。「一番良いネタで受賞できてよかった!」と喜びを語った。

同賞は、「よしもと漫才劇場」「吉本∞ホール」各劇場の2019年1年間のネタバトルの結果を元に選出され、当日の審査結果により受賞者が決定。

今回、ダブルヒガシ、ドーナツ・ピーナツ、EXIT、3時のヒロイン、そのこ、チェリー大作戦の6組がノミネートされた。

この日、くじ引きで順番が最後となり、ほか5組の漫才を見てから自身のネタを披露することになったチェリー大作戦。

宗安は、「とにかく『そのこ』が面白くて・・・。やばいと思ったので、自分たちのなかで一番良いネタを持ってきた」と、舞台に上がる直前の様子を語った。

その甲斐もあってか、大トリとなったチェリー大作戦は会場を爆笑の渦に。結果、審査員トップで受賞が決まった。

審査をおこなった吉本興業の奥谷達夫副社長は、「ネタのプランも魅力的で、実演力も深く、展開も見所もふんだんにあった。大阪のコンビとして非常に期待できる」と高評価。

受賞後のインタビューでキテレツは、「しゃべる時間は一番少なかったんですけど、最後の6番という大トリを引いたのは僕だったので。最低限の仕事はできたかな」と話し、会場の笑いを誘った。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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