はんこ・紙・現金レスを進める、大阪のスマートシティ戦略

全国トップレベルのスマートシティ実現を目指す大阪府。はんこレス、ペーパーレス、キャッシュレスの3つのレスを早急に進め、「無駄な仕事はなくして業務改革を進める」と発表した。

現在、あらゆる行政手続きで必要になる「はんこ」。「認め印を忘れたら買ってきてください」といったはんこ文化に対して、大阪府の吉村知事は疑問視。はんこを押すひと手間をなくし、業務の効率化を図る。

またペーパーレスも同様で、年間1億枚強使用されている紙に対し、庁内調査をおこなってできる限り無駄をなくすよう指示。特に会議はペーパーレスを強化し、コピーする手間や費用をおさえて、公文書をデータすることで保存・管理をしやすくするのが狙いだ。

そして、大阪府全体のキャッシュレス化について府は、「万博記念公園」といった大規模集客施設や府営の駐車場への導入を促進。8日の定例会見で吉村知事は、「府が音頭を取ることで府内の市町村にある大規模集客施設のキャッシュレス化を進めたい。大阪城公園、天王寺動物園、博物館などは市と連携して進める。速やかに指定管理先にも指示をして、進めていきたい」と語った。

「3つのレス」は年度末に計画が取りまとめられ、大阪スマートシティ戦略のなかに盛り込まれる予定だ。

取材・文・写真/岡田由佳子

(Lmaga.jp)

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