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朝ドラで見せる林遣都の演技、NHK制作陣が想定外と驚く

 第46回より、信作(右・林遣都)が持ってきた火祭りのポスター貼りを手伝う喜美子(戸田恵梨香)(C)NHK
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滋賀県信楽を舞台に、女性陶芸家・川原喜美子の激動の半生を描くNHK連続テレビ小説『スカーレット』。その制作チームから制作統括の内田ゆきさんと、チーフ演出の中島由貴さんによる取材会がおこなわれ、撮影も中盤となった現場の雰囲気を語った。

「グッと感動するシーンを必ず書いてくれるのが、現場のモチベーションになっている」と、水橋文美江の脚本を称える2人。それに加えて内田さんは、「このシーンでどういう効果を生みたいか? というのは書いてあるけど、それをどう(形に)するかは、演出と出演者に任されている」と語る。

そのため現場では、予想もしない演技やアドリブが、次々に飛び出しているそうだ。中島さんは、「放送に出ているのは、結構水橋さんのセリフ(のまま)なんですが、ト書きを超えてくる所はいろいろありました」と語る。

その例としてあがったのが、喜美子と妹たちがスイカのタネを飛ばし合う第45回。内田さんいわく、「タネを使って何かをするのは書いてあったけど、直子がお姉ちゃんの顔に(タネを)吹き付けるのは、現場で膨らませた」とのことだ。

とりわけ喜美子の幼なじみ・信作を演じる林遣都のハジけた演技は、中島さんにとって想定外だったという。「林さんは俳優としては良いけど、(コメディで)あまり面白いと思ったことがなくて(笑)。ああいうキャラができるんだ、というのは発見でした」と驚きを語る。

喜美子と信作、そして照子(大島優子)ら幼なじみの関係は、中島さんいわく「何かを超えている」とも。「男ひとり・女ふたりという構図がイヤらしく見えないし、ちゃんとリアルで成長して、同じように進んできた感じが出せるんです。特にあの3人の関係は、アドリブなのか何なのかわからない、みたいなレベルの良さになってます」と、脚本の良さと俳優の実力が、いい相乗効果となってる現場を明かした。

取材・文/吉永美和子


(エルマガジン)

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