周防正行監督、最新作の撮影で決意「京都でチャンバラを撮りたいと思った」

『シコふんじゃった。』『Shall we ダンス?』などで知られる周防正行監督の最新作『カツベン!』の公開記念イベントが7日、「東映太秦映画村」(京都市右京区)でおこなわれ、主演の成田凌、周防監督が登場した。

撮影の舞台にもなった映画村を再び訪れた周防監督。「昔、助監督時代に『京都(の撮影所)にだけは行くもんじゃない』ってよく言われてて、近づかないようにしてたんですけど、今回初めてお世話になって、本当にやさしくてあたたかい人たちに囲まれました」と振りかえり、「作品のなかで短編をオリジナルで撮ったんですけど、京都のスタッフのみなさんがすべて用意してくださって、ここで培われてきた技術で半日であっという間に撮れたんです。本当にびっくりしました」と、京都での驚きを語った。

そのときに、「京都に2~3カ月居座って、今あまりない本格的な時代劇を撮ってみたい、京都でやってみたいと思いました。チャンバラを撮ってみたいですね。落ち着いたら本格的に脚本を書いてみようかと。ただ企画が通るかわからないので、東映さん次第ですね・・・」とニヤリ。成田は「僕は殺陣の練習をしておけばいいですか?」と目を輝かせてアピールしていた。映画『カツベン!』は12月13日に公開される。

(Lmaga.jp)

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