神戸ポートタワー、不評だったユニフォームを一新
兵庫県・神戸のランドマーク「神戸ポートタワー」(神戸市中央区)が、エレベーターガールのユニフォームを10月に一新。訪れた客から好評を得ている。
それまでのユニフォームは、肩パッドが入ったクラシックなスタイルのスーツだったため、「バブル期のボディコンスーツみたい」「ダサい、古臭い」とお客からコメントされることもあったそう。また、1963年の開業時から地元企業の衣装を採用したことがなかったことから、初めて神戸のアパレルブランドに着目してコーディネートしたという。
セレクトされたのは「TRECODE(トレコード)」のスカートとパーカー、「アマノタケル」によるオリジナルデザインのTシャツ。そして神戸に本社がある「アシックス」のブランド「オニツカタイガー」のスニーカーと、一見して制服とは分からないようなカジュアルなスタイルとなった。
その結果、「新しいスタッフになったの? まるで別人みたい」「どこのブランドの服ですか?」と声をかけられるように。今回、制服を選んだ担当者は、「着心地も良く、お客さまからユニフォームで褒められることが増えたので、スタッフの『神戸ポートタワー』や神戸に対しての愛が深まったような気がします。以前よりも自発的に同タワーの歴史や施設を伝えてもらえるようになりました」と喜んでいた。
営業時間は9時~19時(3月~11月は~21時)。3階にある日本酒ラウンジ「サケタルラウンジ」は16時~24時(日祝は~21時)。入場料金は大人700円、小中学生300円。
(Lmaga.jp)